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              ワークショップ《味*色*ベース》

 このコーナーは、1997年からの国内プロパーテンダーによる「カクテル・コンクール」の資料を収集し

独自に分析したものです。 

1997年から2007年の11年間をとうして、その年のデーターをもとに、、私なりの見解をだしてみました。

                味のデーターについて

日本で使用されているリキュール類は、「薬草・香草系」 「果実系」 「種子・核系」 「特殊系」 あわせて

約70種類近くあります。

私は、《味》というものは、陶磁器に似ていると思います。いろんな産地・手法から出来上がったもの

は、形にして1個しかなく、それを好んで手に入れられる人もひとりだけ。

フルーツも、リンゴはリンゴ、梨は梨と、それぞれが区別できるように《味》も違う。 産地が異なってい

ても種類が同じであれば大きくは変わりません。 異なるのは、それぞれの種のフルーツがどれだけ酸

が強いか、甘味を持っているか、だけだと思います。 それに、個々のフルーツの種しか持っていない

《旨味》があります。

そこにファンがつく。 それぞれの陶磁器に、フルーツに、ファンがつくように、現場は何があるか、何を

求められているのかを知らなければならないと思います。

データーを見て思ったことは、どういうものが好まれているのかというより、どういう変化が起きている

のかということを分析してみる方が面白いんではないかと思いました。


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